あっ!アレは何だ?

グランド小池商店 2021/09/05
 オイラの人生の恥。それは、聖域球団の熱烈なファンであった時期があった事。その時期とは高校生の3年間 から原辰徳が加入するまで。原のせいで大っ嫌いになりました。全く打てないし、実力が無いんだもの。
 
 昭和57年(1982年)のセリーグ・ペナントレース。オイラは末期の聖域球団の大ファン。憎っくきドラゴンズとの首 位争い。居ても立ってもいられず、多摩川グランドまでオートバイを走らせた。どんな練習してるのか? 気になっ たのだ。練習は丁度終ったところ、選手たちはユニフォーム姿のまま、マイカーで帰って行った。我がバイクが邪 魔だとクラクションを鳴らされた相手は山倉だ。暴走族バリの改造車で帰って行ったのは、オイラとタメの満塁男・ 駒田だ。
 結局、このシーズン。0.5差で聖域球団は2位。最後の試合まで結果は持ち越された。こんなシーズンがあるのだ ろうか? 敗因? 明白である。チャンスで原が内野フライを打ち上げるから。こんな実力の無い奴を使う球団こ そ聖域球団。何をやっても聖域で許されたのだ。以降、全くプロ野球なんか興味なくなった。
 多摩川グランドの、土手を挟んで下ると「小池商店」があった。2016年の撮影日現在、立派な建物になってい た。店内には往年の名選手たちの写真。昔は、聖域球団の選手とは言え、身近だったんです。オイラも、その頃 の球団が好きだったのでした。


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